新型コロナに対する予防対策として、ケアハウスに入居する皆さんも外出を控え歩く機会も減り、筋力が衰えることを危惧していました。「歩くのが速い人は長生きできる」との研究結果があり、歩行速度は筋肉量と関係し、筋肉量の維持や増強には筋トレ、特に下半身の筋トレを行うと効率的に筋力アップできるとのことです。当施設でも、毎朝のラジオ体操に加えて、足の体操も行うことにしました。メニューは、足踏み１０回・つま先立ち５回・横上げ５回×2セット。取り組みやすくするために軽めのメニューから開始。ふらつきや転倒防止として必ず手摺りを持ってもらいます。職員の掛け声に合わせて足を上げ下げ。皆で一緒に行うことで筋力アップを図るとともに、孤独感の解消や一体感が増す効果も期待して、続けていきたいと思います。

　また、福原では様々な感染予防対策を実施しています。今回は、１００円ショップのペットボトルホルダーにスプレーをセットにした施設オリジナルの「携帯用消毒スプレー」です。これはある職員のアイデアから生まれたもので、機能は抜群で使いやすいと職員に評判です。

このように日々職員同士で感染予防対策のアイデアを出し合い対策しています。